1等級ベンズ部位のブライドルレザーを使用した極上ベルト

今回は、新たにセドウィック社製ブライドルレザーの1等級ベンズ部位を使用して、ベルトを製作しました。

製作中の様子や素材の解説、完成品のベルトをご紹介しようと思います!

塩原レザーについて

1等級ベンズ部位のブライドルレザー

1等級ベンズ部位のブライドルレザーとバックルなどの素材

今回のベルト素材は、セドウィック社の1等級ベンズ部位のブラック色を使用しました。

1等級ベンズ部位とは、大きく分けて3等級あるうちの一番高品質に当たる素材です。

今回の素材は厚みが4.5mm厚で非常に硬く、英国伝統のブライドルレザーらしさが色濃く現れています!

なお、ブライドルレザーの部位や等級について、より詳しい解説は下記の特集記事をご参照ください!

ブライドルレザーの部位について

下記の画像の通り背面側も蝋引きされていて、ベンズ部位の特徴であるキメの細かさが際立っています!

背面もきれいに蝋引き加工をされたブライドルレザー

ちなみに、今回は最終在庫をすべて製作をするべく、40mm幅を3本と30mm幅を1本の合計4本のベルトを作りました。

極上素材に合わすバックル

今回の極上素材に合わせるバックルは、ベルトの幅に合わせてビジネスタイプからカジュアルタイプまでそれぞれ違うものを選択しました。

採用した4タイプのバックル

なお、これまで採用をしてきた40mm幅のビジネスタイプとカジュアルタイプのバックルですが、製造元で廃盤となりました。

上記より、以下の通り新デザインのバックルに変更します!

・40mm用ビジネスタイプのバックル

新デザインのバックルは、これまでの物よりも先端部分の幅が小さくなりコンパクトになった印象です。

(左側が旧デザインで右側が新デザインのバックルです。)

ビジネスタイプの新旧バックル

・40mm用カジュアルタイプのバックル

新デザインのバックルは、旧デザインの物よりも立体的でサイズ感がコンパクトになりました。

(左側が旧デザインで右側が新デザインのバックルです。)

カジュアルタイプの新旧バックル

最終工程のコバの本磨き

バックル周りの縫製工程が終わり、最終の工程となるコバの仕上げへ進みます。

他の製品も同じですが、コバの仕上げは素材への理解度と熟練度がものを言う「切り目本磨き」仕様です!

ベルトの角が直角になっていると触り心地が悪いため、滑らかにするためヘリの角部分を専用工具で落とします。

ヘリ落とし工具と革

続いて、コバの染色!

今回の素材は、革の芯まで色が染まっている芯通し素材ではないため、コバの生成り色を表面と同じブラックに染色します。

染料でコバを染色

その後、コバを磨くための溶剤で付けて、ヘリ部分の滑らかさも意識して仕上げています。

なお、塩原レザーの製品は独自に開発をした「コバトコ」でコバを磨いています!

コバを磨いている時の画像

そして、下記画像のようにコバ面も表面と同じようにブラック染まり、触り心地も良くなりコバの完成です。

本磨き仕様のベルトのコバ面

なお、コバについての詳しい解説は下記の特集記事をご参照ください!

ブライドルレザーのコバとは

完成した4本の極上ベルト

4本とも製作前のイメージ通りに仕上がりました。

早速、当ホームページ上にて販売をさせていただいております!

なお、ベルトのサイズはご注文後にご希望のサイズへ加工をしてからの発送となります。

ウエスト回り101cmまで対応できますので、ほとんどの方に対応できるベルトです!

・40mm巾のビジネスバックル(ゴールド色)を使用したベルト

40mm巾のブライドルレザーベルト

販売ページはこちらから!

・40mm巾のビジネス&カジュアルバックル(ゴールド色)を使用したベルト

人気デザインバックルのブライドルレザーベルト

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・40mm巾のカジュアルバックル(ゴールド色)を使用したベルト

40mm幅の極上ベルト

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・30mm巾のビジネス&カジュアルバックル(シルバー色)を使用したベルト

30mm幅のブライドルレザーベルト

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そして、今回のこの素材は現状の在庫で最終の製作です。

バックル周りに使用するパーツ用のハギレ革を使用して、マウスパッドとコンパクトキーケースを作りました。

マウスパッドとコンパクトキーケース

知名度アップキャンペーン品としてこちらも販売を開始しました。

販売ページはこちらから!

みなさまからのご注文をお待ちしております!

ご質問などございましたらお気軽にお問い合わせください。

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