人気のコードバンミニ財布の使い勝手や仕様を製作者が自ら解説!

ホーウィン社製シェルコードバンのバーガンディ色(#8)を使用して、ラウンドファスナーミニ財布を新たに製作しました。

昨今のキャッシュレス化で人気のミニ財布、収納力こそ他の財布類には及びませんが、そのサイズ感は魅力的です!

そこで今回は完成をした製品の紹介と共に、その使用勝手やご使用イメージを解説したいと思います。

なお、当サイトへ初めてお越しいただいた方も多いと思います。

当サイトを運営している塩原レザーについては、下記のリンク先にて詳しくご紹介をさせていただいております。

コードバンとブライドルレザーの専門店である塩原レザーについて

バーガンディ色のコードバンミニ財布

ホーウィンコードバンのバーガンディ色のミニ財布

今回は、数年ぶりに入荷をしたホーウィンコードバンのバーガンディ色をメイン素材に、ラウンドファスナーミニ財布を製作しました。

ホーウィン社のコードバンは、ブラウン系のカラー規格が多くありますが、個人的に一番高級感があるように思います!

近いカラー規格としては、ダークコニャック色が一番近い色味で、バーガンディ色をやや淡くしたのが#4色といった印象です。

ホーウィンコードバンのバーガンディ色のミニ財布

遠目に見ると一般的な濃茶のような色味ですが、よく見ると赤みを帯びたワイン色が他にはない風合いを醸し出しています!

そして、コードバンらしい光沢が何とも言えないオーラを解き放っています。

なお、このミニ財布用のパーツは1枚革から2枚が取れたので、ゴールド色とシルバー色のファスナーをそれぞれ1つずつ採用し製作しました。

ファスナー以外の仕様については以下の通りです。

◆仕様詳細◆

・製作:塩原朋和 作

・素材:本体外側/ホーウィン社製シェルコードバン、内側/セドウィック社製ブライドルレザー

・カラー:コードバン/バーガンディ(#8)、ブライドルレザー/チョコ

・ミシン縫製糸:ダークブラウン

・フリースペース:2カ所(小銭入れ部分を含む)

・カード収納:1カ所(中央の仕切りに3枚前後のカードを収納可能)
※フリースペースの外側にもカードが収納してご使用できます。

・ファスナー:YKK社製高級エクセラタイプ(ゴールド色またはシルバー色)

・サイズ:縦約6.5cm×横約11cm×厚み約2cm

完成した製品は、早速、下記のリンク先にて販売を行っておりますので、販売ページもご覧いただければと思います。

ラウンドファスナータイプのミニ財布

ゴールド色のファスナーを合わせたラウンドファスナーミニ財布

販売ページはこちらから!

コードバンのラウンドファスナーミニ財布

シルバー色のファスナーを合わせたラウンドファスナーミニ財布

販売ページはこちらから!

なお、塩原レザーは大量生産方式ではなく、1品1品拘った製品製作をしております。

これにより、販売ページにて「在庫切れ」の場合がございます。

同じ革やファスナーなど資材に在庫がある場合には、同じ仕様にて、製品を改めて製作をさせていただきます。

1週間程度お時間をいただければ、発送準備が整いますのでお気軽にお問い合わせください!

お問い合わせはこちらから

ラウンドファスナーミニ財布のサイズ

各財布のサイズを比較した画像

ここからは、ラウンドファスナーミニ財布について、より深堀をした内容をお伝えしていこうと思います。

まずは全体のサイズ感の話から始めます!

横11cm×縦6.5cm×厚み2cmが革部分の寸法です。(ファスナー部分のくふらみを加えると5mm程度大きくなります)

上記の画像のように、長財布と比べると横幅は約半分ほどのサイズ感です。

実際に手で持つとかなり小さい印象で、紙幣に関しては4つ折りにして収納することを前提にデザインをしています!

ミニ財布とスマートフォンとたばこの箱とのサイズ比較

また、このミニ財布を別のモノと比較をすると、スマートフォンよりも一回り小さく、たばこの箱よりも一回り大きいサイズ感です。

コンビニへちょっとした買い物に行く際は、スマホと重ねて持ち歩けるサイズで、手ぶらで街中を歩く際はズボンの前ポケットに収まるサイズです。

応用した使い方としてはサブ財布としてはもちろん、グループ旅行のまとめ財布などとしても活躍をしてくれます!

ラウンドファスナーミニ財布の使い勝手

ラウンドファスナーミニ財布の使用イメージ

続いて、ミニ財布の実際の使用感について解説をします!

このミニ財布はデザインからすべて塩原レザーで開発をし、以下のようなイメージで仕様と寸法を決めました。

コンセプトは“キャッシュレス化によって現金の使用は減ってきたものの、最低限の現金とカードを持ち歩けるミニ財布”

内側の基本仕様はフリースペースが2カ所、中央にカードを収納できる仕切りがあり、シンプルで左右対称のデザインです。

片側のフリースペースには、紙幣とタッチ用カードを収納し、もう片方には小銭を収納。

中央の仕切りはクレジットカードなど3枚程度のカードを収納。

以下は、画像付きの具体的な解説ですので、ご使用いただく際のご参考にしていただければと思います。

紙幣は4つ折りの状態で通常1枚、最大で5枚程度収納

 

内側に4つ折りの1万円札を収納

通常は、急な現金の支払いのために一万円札などを1枚収納することを前提としています。

実際は5枚程度まで紙幣を収納できます。

また、上記の画像のように、外側にカードを収納し改札口で交通系カードをタッチしてご使用いただけますので、定期の収納などにおすすめです!

ただし、複数のタッチ用カードを収納してしまうと、タッチした際に誤作動を起こす可能性があるため1枚の収納にしてください。

中央のカード収納部分に3枚程度のカードを収納

 

中央の仕切りにカードを3枚収納

中央の仕切りには、単純な仕切り革としてだけではなくカードができる仕様にしました。

収納枚数は3枚程度で、交通系カードなどのタッチ用カード以外のクレジットカードなどを収納することを前提にしています。

ポケットの下部はあえて縫製をしていない仕様で、カード収納の際の窮屈さをなくしています。

仕切りの横寸法に多少のゆとりを持っているため、最大で5枚程度のカードを収納できますが、革の劣化がしやすくなるため3枚程度の収納が最適です!

小銭を通常は15枚程度、最大25枚程度収納

 

フリースペースに小銭を25枚収納

フリースペースのもう片方は、小銭を収納する場所としています。

上記の画像は15枚の小銭を収納したサンプル画像です。

最大で25枚程度までは収納できます。

なお、紙幣を収納した側と同じく外側にカードを収納できますが、小銭を多く収納すると財布自体が湾曲し膨らみます。

上記より、小銭を収納している方にタッチ用カードを収納することはおすすめできません。

内側のカード収納と仕切り

実際に使用をして見ると、意外と多くの物を収納できることが実感できると思います。

ただし、あまり多くの物を収納してしまうと厚みが増し、本体外側のファスナーが壊れやすくなってしまいますので過剰な収納には注意が必要です。

なお、製品の使い方についてはユーザーさんそれぞれの自由ですので、限られたスペースを有効活用していただければと思います。

別の良い使い方があった場合には、コメント欄より教えていただければ幸いです。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

今回はホーウィンコードバンを使用したミニ財布の使い勝手などについてご紹介をさせていただきました。

まさに今、ミニ財布のご購入を検討されている方などのご参考意見となれば幸いです!

なお、当製品に使用したパーツのもとになる1枚革で、ホーウィンコードバンのバーガンディ色についての特集記事を作成しました。

よろしければ、こちらもご参照いただければと思います!

ホーウィンコードバンの伝統カラーであるバーガンディ色(#8)が入荷しました

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