ブライドルレザーのシステム手帳が新たに完成しました!

A5判システム手帳と製品証明書

いつも塩原レザーのホームページへお越しいただきありがとうございます。

新たにセドウィック社製ブライドルレザーを使用した特選品のA5判システム手帳が完成しました!

愛知県H様よりご注文をいただきました逸品です。

カラーは、ヘーゼル色。

バインダー金具は、世界的に有名なドイツのクラウゼ社の金具を採用しました。

今回は、標準仕様の内径25mm幅のリングではなく、内径16mmのリング規格です。

バイブルサイズやA5サイズなど判の規格だけではなく、リングの内径や金具カラーなども含めて探すと意外と販売していないシステム手帳。

特にすべての革パーツにブライドルレザーを採用したシステム手帳は、巷ではあまり流通していないので希少な逸品だと思います!

その他の仕様詳細は、下記の通りです。

◆仕様詳細◆

・製造国:日本

・製造者:塩原朋和

・素材:セドウィック社製ブライドルレザー

・部位:ショルダー部位

・カラー:ヘーゼル

・縫製糸:ブラウン

・床面仕様:染色なし毛羽立ち処理

・コバ仕様:染色あり(黒)本磨き加工

・バインダー金具:クラウゼ社製210-6-16タイプ(ゴールド色)

・リフィル仕様:縦210mm×横148mm用(A5標準仕様)

・ペン挿し仕様:なし仕様

・本体サイズ規格:A5判規格/縦約230mm×横約175mm×厚み約30mm(ベルト部分を除く)

◆製品が完成するまでの製作ストーリー◆

今回は、愛知県H様よりご注文をいただきました。

正式なご注文をいただく前にお問い合わせをいただき、セドウィック社製ブライドルレザーのブラック色とヘーゼル色で悩まれていらっしゃいましたがヘーゼル色をご選択いただきました!

そして、今回は標準の内径25mmのリングではなく16mmのゴールド色での製作をご希望されていらっしゃいました。

製作前の仕様確認

正式なご注文をいただき、いよいよ製作開始の日を迎えました!

本格的な仕立てに入る前に、ご注文者様へご使用予定の仕様を確認。

というのもシステム手帳の場合、リフィルのサイズ規格、インデックスのご使用、その他のパーツよって内側の必要寸法が変わるからです。

今回は、標準サイズのリフィル&ペン挿しパーツはなしの仕様にてご使用いただくことを確認。

それをもとに、本体サイズ規格を決め、それに伴う各種パーツの寸法変更を確認していきます!

ちなみに今回は、リング内径が16mmの仕様ということで、本体サイズも変更されるのでそれも加味しつつ最終寸法を導き出す作業から開始です。

本格的な仕立て作業前に極上素材を並べて記念撮影

いよいよ製品の全体サイズや各パーツの寸法などを完成イメージが完了!

早速、倉庫に保管をしているセドウィック社製ブライドルレザーの1枚革からパーツを切り出します。

需要の多い製品や寸法の変更がない製品は、パーツを事前に切り出し保管をしていることが多いですが、今回は標準仕様ではないカスタム仕様に近い製品なので1枚革を広げてパーツ取りです。

そして、厳選して切り出した極上パーツとバインダー金具を並べて記念撮影!

これから、本格的な仕立て作業の開始です。

クラウゼ社製バインダー金具の取り付け

まずは、今回の製品で最も難所と言えるバインダー金具の取り付け!

作り手の中には毛嫌いする職人も多い、このクラウゼ社のバインダー金具。

確かに難易度は高いものの、事前に完成のイメージと取り付ける位置の確認、そして金具自体の癖に慣れることで逆に作業に楽しさが出てきます。

今回は、ブラウン系のヘーゼル色にゴールド色の金具カラーなので、製品として仕上がった後は高級感のある見栄えになります!

システム手帳の表面

システム手帳の内側

上記の画像の通り、順調に作業が進みいよいよ形になってきました!

細かいパーツを本体パーツに取り付け、この後は中央のバインダー金具などのパーツと貼り合わせ縫製作業です。
ブライドルレザーという素材は硬く柔軟性のない素材のため、1mm貼り合わせる場所がずれてしまうと、反対側も1mmずれが生じるため慎重に慎重を重ねた作業の始まりで緊張感が増してくる瞬間です。
ただし、充実感が作り手としてたまらない瞬間でもあります。

製品の軸となるパーツのドッキングが完了し、ここまで来ればある程度、完成が見えてくる段階です。

しかし、硬い素材であるゆえに傷などもつきやすいので、細心の注意を払っての取り扱いの連続です!

次の工程は、ついに最終盤となる開閉ベルトを取り付ければ作業です。

いよいよ仕込んでおいたパーツを抜き出し(画像2枚目)、ここへ別で用意しておいた開閉ベルトの取り付け作業です!

背面側の表に開閉ベルトを取り付ける製品が巷には多いですが、塩原レザーでは“あえて”この仕様になっています。

背面側の表面にベルトを取り付けると、カバンの中への収納時にベルトの出っ張りに引っ掛かり、製品の故障や革の劣化に繋がります。

これを避けるために、あえてこの側面にベルトを埋め込む仕様となっている訳です!

開閉ベルトを取り付けた画像

完成したA5判システム手帳

そして、ついに製品が完成しました!

製作前に想定していた完成イメージ通りに仕上がったと思います。

製品となる側面のコバの削り粉などが付いているので、これらをきれいに落として完成です。

以下、完成品の画像です!

セドウィック社製ブライドルレザーを使用したA5判システム手帳

背面側のA5判システム手帳

A5判システム手帳の外側

A5判システム手帳の内側

A5判システム手帳の内側中央のバインダー金具

クラウゼ社製内径16mm規格のゴールド色金具

製作者である塩原朋和作の刻印

オーダーをいただきました愛知県H様、この度は当方へご注文をいただきまして誠にありがとうございました。

明日、発送をさせていただきますので、お届けまで少々お待ちください!

定期的にメンテンナンスを行っていただき、末永くご愛用いただければ幸いです。

なお、ハギレ革を同梱しておりますので、メンテナンス時の手入れ用品のお試し用などとしてご活用ください。

また、当製品のご購入をご希望の方は、下記のリンク先にて販売をしておりますのでご参照ください。

販売ページはこちらから!