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今回は、ロカド社製シェルコードバンを使用したラウンドファスナーミニ財布のご紹介です。
東京都S様よりご注文をいただいた製品です!
カラーは、ブラウン色。
ファスナーは、YKK社製の高級なエクセラタイプのゴールド色を採用しました。
先日、スモーキータイプのロカド社のコードバンをご紹介させていただく機会がありましたが、今回のスタンダードタイプは久々のご紹介ではないでしょうか!?
何と言っても、画像からでもお判りいただける通りこの光沢感が”らしさ”を醸し出してますね!
「コードバンと言えば艶!」と言われる方も多いので、ここ最近の傾向からホーウィン社のコードバンよりも、ロカド社のコードバンの方が光沢感は上だと思います。
上記より、光沢感・艶感で素材を選ぶ場合は、ロカド社のシェルコードバン製品の方がオススメです!
そして、この革の香りが”THE革の香り”で、革を製造するタンナーさんによって革の香りはそれぞれ特徴があります。
ロカド社のこのコードバンは、誰もが「本革の香り!」と言われるであろうイメージ通りの香りがします。
ここ最近は、人工皮革なども多くなってきているので、本物らしさが見た目にも香りにも出ている極上の逸品に仕上がったと思います。
製品の仕様詳細
◇製造国:日本
◇製造者:塩原朋和
◇素材:
・外側:ロカド社製シェルコードバン(ブラウン色)
・内側:セドウィック社製ブライドルレザー(ヘーゼル色)
◇縫製糸:ブラウン(146/20番手)
◇床面仕様:染料なし毛羽立ち処理
◇コバ仕様:染色あり(黒)切り目本磨き
◇ファスナー仕様:YKK社製エクセラタイプ(ゴールド色)
◇サイズ:縦約6.5cm×横約11cm
製品完成までの製作ストーリー
特選品ということで、保管をしていた1枚革から良いパーツを選ぶところから作業の始まりです。
ロカド社のシェルコードバンの特徴は、まずは色ブレが結構激しいことかなと思います。
今回の1枚革は、若干、色味が淡く見えますが肉眼ではもう少し濃く見えます!
上記画像の通り、光沢感も素晴らしい極上のパーツを用意できたと思います。
その他、内側素材である英国の伝統皮革であるセドウィック社製ブライドルレザーもブルーム感が抜群に良く、ファスナーはYKK社の高級エクセラタイプというこれ以上ない極上のパーツを一同に揃ったと思います。
ここからが本格的な仕立て作業の始まりです!
今回のピックアップ特集として、製品の内側パーツのコバ磨きについて解説をしてみたいと思います。
基本的にコバは、本体外側も内側素材もすべてのパーツを素材の理解と経験がものを言う「切り目本磨き」で仕上げます!
上記の画像は、まずはパーツの切り出し面の角が尖っていると痛いというか滑らかさがないので「ヘリ落とし」という工具で角を落とします。
続いて、画像のようにコバに染色を施します!
画像の素材はセドウィック社製ブライドルレザーのヘーゼル色ですが「染色をしない方が良いのでは!?」そう思うかもしれませんが、これが思っているよりも色味の違いがあり、生成り色が目立つんですよね!
ということで、本来の表面の色味を活かすため染色を施します。
(ご希望によっては、コバを生成り色の仕様での製作も承ります。)
上記の画像は、コバ磨き溶剤を添付しているものでこの溶剤には蝋分や毛羽立ちを抑える成分が含まれています!
革にこの溶剤を若干しみ込ませ、この後は乾く前に磨いていきます。
この時に背面は表面に比べて硬さがないので、力を入れ過ぎないように磨いています。
力を入れて磨くと、元には戻せず整っていた繊維が崩壊し、凹み地獄へまっしぐら…
そんなことを注意しながら、下記の画像のように前パーツを仕上げていきます!
立体的に製品が組み上がった後に加工ができないパーツは、すべて最初の方にこの作業工程をします。
この作業が思っているよりも繊細な作業で時間を要します!
巷の製品には無加工のものも多いので、この辺が完成度が高い製品か否かの見極め所です。
製品の購入を検討されている方は、ご参考にしていただければと思います!
そして、その後の工程も順調に進み、いよいよ各パーツが整い本体外側と内側を合わせていく作業へと移っていきます。
完成した製品の画像一覧
オーダーをいただきました東京都S様、この度は当方へご注文をいただきまして誠にありがとうございました。
本日発送をさせていただきますので、お届けまで少々お待ちください!
定期的にメンテナンスを行っていただき、末永くご愛用いただければ幸いです。
また、ハギレ革を同梱しておりますので、メンテナンス時の手入れ用品のお試し用などとしてご活用ください。
なお、当製品のご購入をご希望の方は、下記のリンク先にて販売をしておりますのでご参照ください。






















