ホーウィンコードバンの財布が新たに完成!

ホーウィンコードバンの二つ折り財布と製品証明書

いつも塩原レザーのホームページへお越しいただきましてありがとうございます。

今回は、新たに完成をしたホーウィン社製シェルコードバンを使用した二つ折り財布のご紹介です。

沖縄県M様よりご注文をいただいた逸品です!

カラーは、ネイビー色。

ホックはPRYM社製の高級挽物ホックのシルバー色です。

前回はゴールド色のホック仕様の同製品でしたが、ほぼ同じ仕様で立て続けのご紹介をするのは珍しいのではないかと思います。

ここ最近の傾向としてホーウィンコードバンの表面は、オイルが多く浸透している傾向が強いので、表面はややマットな見栄えになることが通例です!

ただし、最初からギラギラ感が強いものは手の汗や雨の水分で、あっという間に見栄えや風合いが変わり難易度が高いです。

今回ぐらいの状態から、徐々に日常の研磨による艶感を出していった方が長期的な観点からは良い経年変化をしますっ

ということで、じっくり育てていただきながらご使用いただきたい逸品です!

二つ折り財布の仕様詳細

ホーウィンコードバンの二つ折り財布

・製造国:日本

・製作者:塩原朋和

・素材:
本体外側素材:ホーウィン社製シェルコードバン(ネイビー色)
内側素材:セドウィック社製ブライドルレザー(ネイビー色)

・縫製糸:ネイビー(18/20番手)

・床面仕様:染料なし毛羽立ち処理

・コバ仕様:染色あり(黒)切り目本磨き

・ホック仕様:PRYM社製挽物バネホック(シルバー色)

・サイズ:縦約9.5cm×横約11cm(二つ折り時のサイズ)

製品完成までの製作ストーリー

二つ折り財布のパーツ

まずは特選品として厳しく選び抜いた各パーツを並べて、本格的な仕立て作業に入る前にレッドカーペットに極上パーツを並べて記念撮影!

そして、大量生産品とは異なり、オーダー受注生産性を採用している塩原レザーでは1品1品別々に製作をしています。

今回は二つ折り財布の完成までの工程と内側のカードを収納するひな壇パーツについて解説してみたいと思います。

完成へ向けた二つ折り財布の製作途中の画像

まずは製作工程についてですが、塩原レザーではブライドルレザーとコードバンを専門的に扱っておりますが、基本的に素材が変わっても作業の工程は変わりません。

二つ折り財布の完成までに、主に以下の通りの工程で進行しています。

製品に使用する各パーツを厳しく選別し、良いパーツを特選パーツとして採用
↓
各パーツの床面磨きおよびパーツコバ磨き
↓
小銭入れの金具類の取り付け
↓
カード収納ひな壇製作および小銭入れ製作
↓
本体外側パーツ製作および内側パーツ製作
↓
外側と内側を貼り合わせ縫製
↓
本体外周のコバを切り目本磨き
↓
完成

続いて、二つ折り財布の内側のカードを収納するためのひな壇について解説をしてみたいと思います!

塩原レザーで製作をしている二つ折り財布のカード収納ひな壇は、基本的にすべて3段の仕様になっています。

巷で販売されている製品の中にはひな壇が4段や5段などの製品を見掛けることがありますが、当方では3段仕様に拘りがあります。

内側のカード収納ひな壇パーツ

カード収納ひな壇のコバ

塩原レザーでは、製品の完成度に拘っておりますが、使い勝手にも拘りがあります!

ひな壇からカードを取り出す場合、親指の平を使用して上へスライドし取り出す方が多いと思います。

この時に親指の平に当たるカードの面積が大きければ大きいほど、カードに圧力が掛かり取り出しやすくなります。

ひな壇が4段以上の場合、指の平に当たる面積は1cm以下となり取り出しずらくなります。

男性顧客が多い当方では、女性に比べて指が大きいため3段の仕様を採用しているという訳です!

そして、完成後にコバを仕上げることができないため、この時点で内側になる部分は画像のようにコバを「切り目本磨き」で仕上げています。

この後は、内側の土台となるパーツへカードひな壇パーツと小銭入れパーツを貼り合わせ、上部を縫製しコバを仕上げて完成となります。

完成した二つ折り財布の画像一覧

ホーウィンコードバンの財布

ホーウィンコードバンの二つ折り財布

オーダーをいただきました沖縄県M様、この度は当方へご注文をいただきまして誠にありがとうございました。

本日発送をさせていただきますので、お届けまで少々お待ちください!

定期的にメンテナンスを行っていただき、末永くご愛用いただければ幸いです。

また、ハギレ革を同梱しておりますので、メンテナンス時の手入れ用品のお試し用などとしてご活用ください。

なお、当製品のご購入をご希望の方は、下記のリンク先にて販売をしておりますのでご参照ください。

販売ページはこちらから!

コードバンの二つ折り財布が新たに完成!

ホーウィン社製シェルコードバンの二つ折り財布と製品証明書

いつも塩原レザーのホームページへお越しいただきありがとうございます。

今回は、新たに完成をしたホーウィン社製シェルコードバンの二つ折り財布のご紹介です!

岐阜県K様よりご注文をいただいた逸品です。

カラーは、ネイビー色です!

ホックは、PRYM社製(旧FIOCCHI社)の高級挽き物ホックのゴールド色の組み合わせです。

一見、遠目にみるとブラックのように見受けられるネイビー色ですが、じっくり観るとそのネイビーの色味と極上のオーラが伝わってきます!

そして、ホーウィン社製シェルコードバンの独特の香り。

これは一度それを所有したことがある人しか分からない特有の香りです!

表面はややマットな印象ですが日常のご使用による研磨によって、徐々にあのコードバン特有の艶感が増してくると思いますので、じっくり育てていただき逸品に仕上がっていると思います!

更には、小銭入れのホックの閉めた時のパチッという音と製品全体に響き渡る振動がたまりませんっ…

◆仕様詳細◆

ホーウィン社製シェルコードバンの二つ折り財布

・製造国:日本

・製作者:塩原朋和

・素材:
本体外側素材:ホーウィン社製シェルコードバン(ネイビー色)
内側素材:セドウィック社製ブライドルレザー(ネイビー色)

・縫製糸:ネイビー(18/20番手)

・床面仕様:染料なし毛羽立ち処理

・コバ仕様:染色あり(黒)切り目本磨き

・ホック仕様:PRYM社製バネホック(ゴールド色)

・サイズ:縦約9.5cm×横約11cm(二つ折り時のサイズ)

◆製品の完成までの製作ストーリー◆

ホーウィン社製シェルコードバンのネイビー色

事の始まりは1か月ほど前のお問い合わせからのはじまり!

パーツがすべて完売完成しておりましたが、「1か月ほどお待ちいただければ取り寄せますよ」という回答をさせていただきました。

「1か月待っても良い」というご返答をいただき、早速、革の発注から今回のストーリーはスタートしました。

そして、入荷をしてきたホーウィン社製シェルコードバンの1枚革!

ということで、今回はパーツを選ぶところから作業開始です。

ホーウィンコードバンは、日本製のコードバンとは異なり厚みが均一ではなく、端から中央へ掛けて厚みが増します!

薄いところで1mm厚程度で、最も厚い部分になると2.2mm厚前後となります。

これまでの経験から二つ折り財布の場合、最厚で1.5mm前後が理想的な厚みです。

表面の傷や二つ折りになる部分のザラ付きなどを避けながら、良い部分を探し出します。

それらを念頭に、早速、パーツ取り!

ホーウィン社製シェルコードバンの二つ折り財布用パーツ

上記の画像は、今回のメイン素材となる選びに選んで切り出した特選パーツです!

今回のパーツは、ここ最近のホーウィン社製シェルコードバンに見られるややマットな風合いです。

最初はマットですが、ご使用開始後の日常使用による研磨によって、徐々にコードバンらしい艶感が増してきます!

ホーウィンコードバンの扱いに慣れていない方は、最初から光沢感が強いものよりもこの手のパーツの方が、革の内部に保革成分が多く含まれているので取り扱いはしやすいのでオススメです。

厳しく選び抜いた二つ折り財布の特選パーツ

内側素材のセドウィック社製ブライドルレザーのネイビー色

PRYM社製の高級挽物ホックのゴールド色

そして、本格的な仕立て作業前に、厳しく選別した特選品用の選ばれし極上パーツをレッドカーペットに並べて記念撮影です!

内側素材は、硬く張りのある英国の伝統皮革であるセドウィック社製ブライドルレザー(ネイビー色)を採用。

小銭入れのホックは、PRYM社製の高級な挽き物タイプのゴールド色の仕様です。

段差がなくなるように彫刻刀で斜め漉き加工をする様子

いよいよ本格的な仕立て作業が始まり、床面を磨き、コバを仕上げ形にしていきます。

その中で、今回は小銭入れのマチパーツの作業の様子をピックアップ!

上記の画像はマチパーツで、内側の下部を彫刻刀で斜めになるように漉き加工を施している作業中の画像です。

このひと手間を加えることで、段差が滑らかになります。特にこの下部の部分は後の工程でミシン台が通るところなので段差があると縫製が歪んだり、革へ当たり痕が激しく付いてしまいます。

それを軽減するためにこの斜め漉き加工をしており、こういった部分は通常は紹介されない地味な作業ですが完成度の高い製品であればあるほどこういった部分に作り手の拘りが垣間見えるところです。

内側の各パーツ

貼り合わせる前の二つ折り財布の外側と内側

そして、順調に作業は進み、内側のカードを収納するためのカードひな壇のパーツ、小銭入れのパーツが仕上がり、内側の軸となるパーツに貼り合わせます。

その後、いよいよ本体外側と内側とを貼り合わせ完成に近付いてきます!

粗削りをしたコバ

削りと染色を施したコバ

徐々に仕上がっているコバ

完成した切り目本磨きのコバ

上記の画像は、いよいよ完成への最終工程となる本体外側の切り目本磨きの工程です!

製品の価値を決めると言って良い、切り目本磨き。

画像の1枚目をご覧いただければ分かりますが、今回の二つ折り財布は革が4層になっています。

これをまるで1枚革のような触り心地&見た目にするのが切り目本磨きですっ

革製品の製作シーンのご紹介でミシンで縫製している部分が紹介されることが多いと思います。

しかし、完成度の高い製品を生み出す作り手は、この切り目本磨きの工程に一番時間を掛けます。

四季がある日本では、湿気が多い時期や逆に乾燥が激しい時期もあるので、その時々にあった製法でコバを仕上げます。

ということで、順番に画像を撮影をしてみましたがいかがでしょうか!?

1枚目の画像は、まだまだ4層の革の集合体のようですが、4枚目の状態になるとかなりツルツルの状態で、まるで一枚革のようです!

◆完成した二つ折り財布の画像一覧◆

二つ折り財布の本体外側の切り目本磨き

オーダーをいただきました岐阜県K様、この度は当方へご注文をいただきまして誠にありがとうございました。

そして、お届けまで大変お待たせいたしました。

本日発送をさせていただきますので、お届けまで少々お待ちください!

定期的にメンテンナンスを行っていただき、末永くご愛用いただければ幸いです。

また、ハギレ革を同梱しておりますので、メンテナンス時の手入れ用品のお試し用などとしてご活用ください。

なお、当製品のご購入をご希望の方は、下記のリンク先にて販売をしておりますのでご参照ください。

販売ページはこちらから!