入荷待ちの状態が続いていたベルト用のセドウィック社製ブライドルレザーが入荷しました。
ただいま、各ベルト幅に合わせて帯の切り出しを行っております。
素材の準備ができ次第、ベルトの製作を開始する予定です。
なお、当サイトへ初めてお越しいただいた方も多いと思います。
当サイトの運営者である塩原レザーについて、下記のリンク先にて詳しく紹介をしております。
よろしければ、リンク先にてご覧ください!
セドウィック社製ブライドルレザーのベルト
塩原レザーで取り扱うセドウィック社製ブライドルレザーのベルトは、最も高価で入手が困難な1等級ベンズ部位です。
ブライドルレザーには大きく分けて3等級のランクがあり、1等級ベンズ部位、2等級ショルダー部位、3等級ベリー部位となります。
1等級であるベンズ部位の特徴は、何と言っても耐久性が抜群に良い繊維の細かさと用途に合わせた厚みです!
ブライドルレザーの本場である英国をはじめ多くの国々で、世紀を越えて長年愛される馬具の素材です。
英国では今でも伝統製法を用いた馬具用に、細かく厚みを分けたブライドルレザーが製造されています。
顔周りの馬具として使用されるブライドルは3.8mm前後の厚みを用い、スティラップという鐙部分に使用される素材は4.8mm前後の厚みです。
なお、当方では4.0mm前後の厚みをメインにベルトを製作しています!
また、ベルトの一覧ページは下記のリンク先よりご覧いただけます。
入荷してきたブライドルレザーの詳細
今回、入荷をしてきたカラーは、ブラック色とチョコ色、コンカー色の3色です。
これまではブラック色とチョコ色が定番カラーとして扱ってきましたが、上記画像の真ん中のコンカー色も定番カラーとして扱う予定です。
・ブラック色
ここ最近、入荷をしても表面にブルームが浮いていることは少ないですが、今回のこの1枚革はすでにブルーム感もあり“らしさ”を感じます。
厚みの実寸を計測したところ、レインウエイトとしては最も厚い部類に入る4.5mm前後でした。
ブライドルレザーらしい存在感のあるベルトに仕上がると思います。
・チョコ色
上記の画像をご覧いただくとブラック色のように見えますが、じっくりと観ると品の良さを感じるチョコ色です。
表面だけではなく、裏面の仕上がりも素晴らしく厚みも4.5mm前後で、ブラック同様に存在感のあるベルトに仕上がると思います。
・コンカー色
新色として入荷をしたコンカー色です。
カラーの名称は、分かりやすいように「ブラウン色」など馴染みやすい名称にして取り扱う可能性もあります。
なお、今回入荷をした1枚革の厚みは、4.0mm~4.5mmのレインウエイトで発注しましたが、若干薄く3.9mm厚前後のため「ブライドルウエイト(3.5mm~4.0mm)」として扱う予定です。
ご予約承り中
世の中がコロナ禍になって以降、英国内のロックダウンの影響などにより、革の発注をしていても入荷の予定が立たない状況が続いております。
次回の入荷は未定となり、厚みの違う素材が入荷する予定です。
上記より、今回の素材を気に入られたお客様に向けてご予約も承っております。
ご希望でしたらお気軽にお問い合わせください。