伝説のタンナー「J.ベイカー社」がなめした究極のブライドルレザーベルト

伝説のタンナーと称されるJ.ベイカー社のブライドルレザーを使用してベルトを製作しました。

J.ベイカー社で製造されているブライドルレザーの製法は、2000年以上前から続く伝統的な方法で、オークバーグの樹皮を用いた特徴があります。

完成品の仕様詳細をお伝えしつつ、その伝統製法は古代から受け継がれた歴史を解説したいと思います。

なお、初めて当サイトにお越しいただいた方もいらっしゃると思います。

当サイトを運営している塩原レザーについては、下記のリンク先をご参照ください。

塩原レザーについて

その歴史は古代から続く伝統製法

J.ベイカー社の周辺の風景

英国と言えば大都市ロンドンやビートルズで有名なリバプールなどを想像される方が多いと思います。

しかし、J.ベイカー社は英国の南西部に位置するコリトンに所在をします。

この街は、大都市とはまったく違うのどかな風景が広がり、英国の原風景を見ることができます。

J.ベイカー社のブライドルレザーは、そんなのどかな土地で製造されています。

J.ベイカー社の「THE TANNERY」の看板

J.ベイカー社へ入る路地には「THE TANNERY」と書かれた看板だけが掲げられています。

(「THE GARDEN SHOP」の看板は、隣の花屋の看板です。)

都会の騒音もない時がゆっくりと進んでいるようなこの場所は、人とすれ違うことも稀です。

J.ベイカー社内のオークバーグ庫

上記の画像は、J.ベイカー社内のオークバーグの樹皮を保管する保管庫です。

この樹皮の破片をピット槽(水槽)に浸けることで、タンニンエキスが出てきます。

(下記画像の茶色い色味が、水に溶け出したタンニンエキスです。)

このタンニンエキスが溶け出した濃度が違うピット槽に生の皮を浸け、時間を掛けて革へと変化させます。

(この工程を“皮をなめす”と呼びます)

J.ベイカー社のピット層

こうしてじっくりと時間を掛けられたブライドルレザーは、乾燥をさせて染色かこうなどを施して完成します。

ちなみに、J,ベイカー社の工場内は他の同業者と比べて利益を追求するというよりも、伝統を受け継ぎながらじっくりと良い革を製造するという雰囲気です。

ブライドルレザーを干しているJ.ベイカー社内の工場

なお、J.ベイカー社のブライドルレザーについて、詳しく解説をした特集記事があります。

よろしければ、下記のリンク先よりご覧ください。

J.ベイカー社のブライドルレザーとは

究極のベルト用ブライドルレザー素材

J.ベイカー社製ブライドルレザーのベルトパーツ

今回、新たに製作をしたブライドルレザーのベルトは合計で8本です。

革カラーは、すべてダークブラウン色で統一しました。

このダークブラウンの色は、濃い目に染まっており高級感のある見栄えです。

そして、厚みは5.5mm前後という極厚の一枚革です!

5.5mm厚みのブライドルレザーベルト

この厚みは、牛革としては最も厚い分類でハーネスウエイトと呼ばれています。

自動車が開発される前の19世紀は、馬と馬車を連結する役目をするパーツとして使用されていました。

この極上素材は極厚の恩恵を受け、帯部分は芯材も裏革も縫製も必要のない、1枚革で仕立てることができる極上の素材です。

なお、一般的なベルトは耐久性を持たせるため、表面の薄い革の背面に芯材を入れ、裏素材を貼り付ける仕様のものが多いです。

この仕様の場合は、使用している間に貼り合わせた端がはがれてくるため縫製をして仕上げます。

しかし、縫製のほつれや貼り合わせた表革、芯材、裏革がはがれたりと一枚革のベルトに比べて耐久性が落ちます。

ベルト帯の背面側

当方で採用をしているJ.ベイカー社のブライドルレザーは、背面まで色が染まった「芯通し」ではなく革の表面のみ染まった「丘染め」仕様です。

革の芯まで染料を入れてしまうと風合いや繊維の耐久性が落ちるので、長くご使用いただくベルトでしたらこの「丘染め」がおすすめです!

なお、使い始めや新品の状態の背面側は、ザラついている場合があります。

しかし、使用している間に革の内部から油分が染み出し、日常使用による研磨によって徐々にツルツルとした触り心地になります。

バックル周りは手縫い縫製

手縫い縫製のバックル周り

このベルトはバックル周りに手縫いにて縫製をしています。

手縫い縫製は、糸に蝋分を染み込ませ1本糸で縫製をし耐久性が高く、時間を要する製法です。

このように素材だけではなく縫製にも拘り、太い糸を使用し耐久性は非常に高い仕様となっています。

また、ベルト帯の本体とバックルとをつなぎ合わせるパーツは別となっているため、万が一、負担が掛かるバックル部分の革が割けてしまっても、修理にて新しいパーツに取り換えることができます。

ベルトの素材だけではなく縫製や製法にもこだわっているため、長くご愛用いただけるベルトです。

ベルト幅は3タイプ、バックルは3タイプ2カラーを採用

いろいろなデザインのバックルを使用したベルト

今回は8本のベルトを製作しましたが、3mm幅が2本、35mmが4本、40mm幅が2本の合計8本です。

バックルは、ビジネス用に採用されることが多いタイプと、ビジネスにもカジュアルにも採用されることが多いタイプの2タイプを合わせました。

バックルのカラーは、シルバー色とゴールド色の2色の組み合わせで作りました。

なお、バックル自体の名称は特にないため、各用途に採用されることが多い名称を付けています。

ビジネスタイプのバックルでも、もちろんジーンズやチノパンにアウトドアなどカジュアル用途にご使用いただけます。

ベルトサイズはご希望サイズに合わせて加工

グラスメジャーでベルトの長さを計測

ベルトのサイズは、ご注文後にご希望のサイズに合わせて加工をしてからの発送となります。

ウエストサイズは下記の通り76cmから101cmのウエスト回りのサイズに対応しています。

・SSサイズ(ウエスト76cm)

・Sサイズ(ウエスト81cm)

・Mサイズ(ウエスト86cm)

・Lサイズ(ウエスト91cm)

・LLサイズ(ウエスト96cm)

・XLサイズ(ウエスト101cm)

なお、革の厚みが一般的なベルトに比べて厚いため、サイズ感が心配な方は1サイズ大きいサイズや1穴分大きく寸法取りされることをおすすめします!

ウエストサイズの計測基準位置は、バックルの先端(先端の内側)からベルト穴の中央穴(5つあるベルト穴の中央)までの長さです。

例えば、Sサイズの場合は中央穴が81cmの位置となり、ウエスト76cmから86cmまでの方がご使用いただけるベルトとなります。

そして、ベルト穴の間隔は2.5cmとなっていて、1サイズ大きくなるとベルト穴が2つ分長くなる寸法です。

完成した究極のブライドルレザーベルト

以下は、今回完成したブライドルレザーの一覧です。

各タイプとも1本ずつの製作となります。

サイズに関しては、後からお客様のご希望のサイズへ加工をしてからの発送となります。

30mm幅のベルト

 

30mm幅のブライドルレザーベルト

ゴールド色のビジネス&カジュアルバックルを採用した30mm幅ベルト

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30mm幅の究極ブライドルレザーベルト

シルバー色のビジネス&カジュアルバックルを採用した30mm幅ベルト

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35mm幅のベルト

 

伝説のタンナーの革を使用したベルト

ゴールド色のビジネスバックルを採用した35mm幅ベルト

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高級ブライドルレザーベルト

シルバー色のビジネス&カジュアルバックルを採用した35mm幅ベルト

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35mm幅のブライドルレザーベルト

ゴールド色のビジネス&カジュアルバックルを採用した35mm幅ベルト

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高級ブライドルレザーベルト

シルバー色のビジネス&カジュアルバックルを採用した35mm幅ベルト

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40mm幅のベルト

 

J.ベイカー社製ブライドルレザーのベルト

ゴールド色のカジュアルバックルを採用した40mm幅ベルト

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カジュアルタイプのブライドルレザーベルト

シルバー色のカジュアルバックルを採用した40mm幅ベルト

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なお、大量生産ではないため販売ページにおいて「在庫切れ」の場合がございます。

革に在庫がある場合には、同じ仕様にて製作をして発送させていただきますので、ご希望の場合はお気軽にお問い合わせください。

お問い合わせをいただいてから1週間ほどお時間をいただければ、発送準備が整います。

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