ホーウィンコードバンのレアカラーであるインテンスブルー色が入荷しました。
前回まではパーツ取りを行った後に記事を公開しておりましたが、今回はパーツ取りをする前に公開しました!
ということで、これから製品の注文をご検討される方も、すべてのパーツをご用意することができます。
今回は、レアカラーであるインテンスブルーの色味やMサイズのサイズ感などについて解説をメインにお伝えします。
なお、当サイトへ初めてお越しいただいた方も多いと思います。
当サイトを運営している塩原レザーについては、下記のリンク先にて詳しくご紹介をさせていただいております。
コードバンとブライドルレザーの専門店である塩原レザーについて
ホーウィンコードバンのインテンスブルー色とは
上記の画像は、今回入荷をした1枚革の実物です。
インテンスブルー色は、実際のところネイビー色とほぼ同じカラーです。
今回で2回目の入荷であるため、色味の傾向が読みにくい部分もあります。
しかし、ネイビー色の青みを少し抑えた印象の色味です。
ネイビー色は入荷の度に色味の濃淡差はあるものの、室内で濃いめの1枚革を見るとブラック色ではないかと錯覚するほど濃いことがあります。
それに比べると、このインテンスブルー色は新喜皮革社製オイル仕上げコードバンのネイビー色に近いような色味です。
また、場合によってはグリーン色に見えることもあります!
上記の画像は、インテンスブルー色の1枚革の上に、グリーン色(左側)とネイビー色(右側)のパーツを載せたものです。
若干、分かりづらいですが、1枚革を単独で撮影するよりも色味の違いが比べられると思います。
ネイビー色とは色味の濃さが違い、グリーンとも色味の系統がちょっと違うのをお分かりいただけると思います。
これがレアカラーであるインテンスブルー色です!
なお、過去に製作をしたインテンスブルー色の製品は以下のリンク先にてご覧いただけます。
今回入荷した1枚革を観察
今回の1枚革はのサイズはMサイズで、Lサイズを入荷することが多いので少し小さい1枚革です。
実際に今回の大きさは「1.8sqft」で、メジャーで計測をして見ると横の最大値が55cmで縦が39cmでした。
ちなみに、公式のMサイズは「1.7sqft~1.9sqft」のため、Mサイズとしては平均的な大きさです!
色味については、上記の画像で言うと左下側の濃いめの部分もあれば、中央から上部の薄めも部分もあると言った印象です。
艶感については、平均値よりも強めで見る人が見れば、それがコードバンと一目でわかる光沢感だと思います。
パーツ取りを困難にするキズや穴については、端の方に貫通をした穴が見受けられました。
この貫通した穴は、革を吊るして干す際ために開けられたものです。
ちなみに、中央部分には目立つ汚点はないので、パーツ取りに影響はないものと思われます!
スムース感は、縦折りので若干のザラ付きが感じられるものの概ね平均的です。
ということで、今回のパーツ取りは横折りを軸にしようと思います!
横折りとは、例えばラウンドファスナー長財布の底のUの字が横向きにパーツを取るという意味です。
続いて、カネ面です。
表面の色味は全体的には浸透しているものの、斑点のようにはなっていないので比較的きれいなカネ面だと思います。
上記画像の左側には、前の項目で解説をしたサイズが「1.8sqft」と記載されています!
そして、「HORWEEN USA」の印字もきれいです。
なお、今のところご予約をいただいているパーツはございませんので、ご希望でしたらホーウィンスタンプのパーツ取りも承ります。
今回はスタンプのインクがにじむこともなく、くっきりしていて非常に綺麗だと思います!
ご希望でしたらお気軽にお問い合わせください。
また、ホーウィンスタンプについて詳しく解説をした特集記事がございますので、よろければご覧ください。
パーツ取りは5月8日の予定!
パーツ取りをしてしまうとパーツ取りをしなかった製品のご案内ができないため、今回はパーツ取りをする前に当記事を公開しました。
これによって、日頃あまりパーツ取りをすることがない名刺入れやカードケース、スクエアタイプの小銭入れもご案内できます!
インテンスブルー色はレアカラーであるため、過去に1度した入荷をしておりません。
上記より、インテンスブルーを使用した製品は少ないですが、基本的に下記の一覧ページで表示される製品はご案内できます。
なお、ご予約注文の受付は5月7日までとさせていただきます。
予定では5月8日にパーツ取りを行う予定です。
ご興味がございましたら、お気軽にお問い合わせをいただければと思います。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は、レアカラーであるインテンスブルー色の入荷情報や色味などについてご紹介をさせていただきました。
なお、ホーウィン社のコードバンについて詳しく解説をした特集記事もございます。
よろしければ、こちらも併せてご参照ください。